概要
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多民族国家インドネシア。インドネシアの国境を定めたのは、ヒンドゥー教のマジャパヒト王国といいます。

マジャパヒト王国以前には、スマトラ島のパレンバンを中心都市とするシュリーヴィジャヤ王国が興り、大乗仏教が栄えました。資料が少なく、わずかに石碑や唐書や義浄による記録があるのみです。世界遺産で名高いボロブドゥール寺院は、シャイレーンドラ(8-9世紀)王朝時代に建てられたもの。

インドネシアがイスラム教化したのはマラッカ王国(1402-1511)の時代。ポルトガルに滅ぼされるまで東西貿易で栄えました。

以下はスハルト体制時に制定された1945年憲法にある「パンチャシラ Pancasila」です。

  1. 唯一神への信仰 Ketuhanan Yang Maha Esa
  2. 人道主義 Kemanusiaan Yang Adil dan Beradab
  3. 民族主義 Persatuan Indonesia
  4. 民主主義 Kerakyatan Yang Dipimpin oleh Hikmat Kebijaksanaan, Dalam Permusyawaratan Perwakilan, dan
  5. 社会正義 Keadilan Sosial bagi seluruh Rakyat Indonesia、